牛乳(ぎゅうにゅう)とは、ウシの乳汁である。
広義には、「ウシの乳」のような味を有する白色の乳製品全般、さらにこれを原料として作られた嗜好飲料(いわゆるコーヒー牛乳、イチゴ牛乳など)をいうこともある。
タンパク質、カルシウム、脂肪などの栄養成分が豊富に含まれる。
水分中に離散している脂肪やカゼイン(たんぱく質)の微粒子が光を散乱して白く見える。コロイドのチンダル現象の好例として、理科の教科書などで引き合いに出される。
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牛乳を温めると表面に膜が張るが、これをラムスデン現象と呼ぶ。
日本書紀に「牛酒」という記述が見られるため、弥生時代より飲用されていた可能性がある。 一般には560年に百済の智聡が日本に来た際に持ってきた医薬書に搾乳などについての記述があり、これによって広まったとされる。
その後、奈良時代に聖武天皇が肉食の禁を出したことで、以降は仏教の普及とともに、次第に牛乳を飲む風習は薄れていったとされる[2]。中世、うつけと呼ばれた少年時代の織田信長が「実際に牛になるかどうか試す」と言って飲んだことを除けば、人々の間で飲用された痕跡はなく、江戸時代末期に来日したタウンゼント・ハリスが所望したときも「あんなものを飲んでいるから、獣のように毛深いのだ」と噂したほどである。